抽出方法(器具)

当店では、お客様がご自宅でお好みの1杯をお楽しみ頂けるよう各種抽出方法(抽出器具も含む)をご用意し体験して頂けます。

お客様が、ご自宅での珈琲を淹れる際に参考にしていただければ幸いです。


ハンドドリップ

ペーパードリップ

 

ドリッパーにペーパーフィルターをセットし抽出分の珈琲をいれお湯を注ぎろ過する抽出方法です。

それほど熟練しなくても美味しい珈琲が淹れられますが、珈琲豆の量・お湯の温度・お湯の量などを調節することでご自分の好みの味にすることもできます。

常に一定に抽出するにはそれなりの練習が必要です。

1人分を抽出する時は、珈琲豆の量が少ないと抽出にブレが出やすいので12g~15gと若干多めにすると安定します。

ペーパーフィルターが油分が取られスッキリした味になりやすいです。

また、抽出方法が簡素で日本で最もポピュラーな抽出方法とも言われています。抽出後の後片付けも用意なことも魅力の一つです。

当店では3種類ご用意しています。

カリタ式

メリタ式

ハリオ式


ネルドリップ

 

ネルドリップとは、ネルと呼ばれる布製のフィルターで抽出すれ方法です。

珈琲の苦味・酸味といった成分をバランスよく抽出することができ珈琲本来の味や香りを引き出すことの出来る方法と言われています。

また、十分に抽出するにはある程度の分量が必要なので多い分量の抽出する際にも向いている抽出法とも言われています。

常に一定に抽出するには、練習が必要です。

ネルフィルターの洗浄・保管(水道水につけ冷蔵庫へ)に少し手間はかかりますが繰り返し使用できます。

布が毛羽立ってきたりフィルターから変な匂いがしてきたら交換してください。


金属ドリッパーによるドリップ

 

金属製のドリッパーで抽出すれ方法です。

珈琲の苦味・酸味・風味・豆の油分(コーヒーオイル)といった成分をしっかり抽出するので素材の味が出てコクのある珈琲になりますが液体に若干の濁りも出ます。

また、金属製のフィルターは珈琲豆の微粉を通すので少し珈琲にとろみ(微粉のざらつき)を感じます。気になる方は、微粉が沈殿するのをしばらく待ち上澄みだけを飲まれることをお勧めします。

豆の油分も抽出されやすい為、珈琲豆の品質・鮮度も重要です。

常に一定に抽出するには、練習が必要です。

金属製ドリッパーの洗浄に少し手間はかかりますが繰り返し使用できます。

近年は、いろんなメーカーから発売されています。



フレンチプレス(プレス式珈琲)

フレンチプレス(プレス式珈琲)

 

フレンチプレスは誰でも失敗なく珈琲を淹れることが出来る為、普及しつつある抽出方法です。

珈琲豆が熱湯に浸かっている時間が長く金属製フィルターを使っているので豆の油分(コーヒーオイル)に含まれている珈琲豆の旨味や香りなど素材の味がそのままでてコクのある珈琲になりますが液体に若干の濁りも出ます。

また、金属製のフィルターは珈琲豆の微粉を通すので少し珈琲にとろみ(微粉のざらつき)を感じます。気になる方は、微粉が沈殿するのをしばらく待ち上澄みだけを飲まれることをお勧めします。

品質良い珈琲豆(鮮度も重要)さえ手に入れば、ブレの要素が少なく、最も簡単にどなたでも安定した味を引き出すことが出来る抽出方法です。



エアロプレス

エアロプレス

 

エアロプレス特徴は、まずはその見た目です。

注射器のように押し出すことで(圧力をかける)のでハンドドリップやフレンチプレスと比べて味わいに違いを生んでいる点です。

抽出された珈琲は一言で表現すると、スッキリしているのに風味もしっかり出ている。

圧力をかけ短時間で抽出することにより、珈琲の持っている風味・甘味・質感をしっかり抽出することが出来るように感じます。珈琲の種類によってはフレンチプレスよりも珈琲の本来持っている個性を感じやすい物もあります。

また、エアロプレスは豆の分量・豆の粉細かさ・湯量・湯の温度を変えればハンドドリップのような味からエスプレッソのような濃い味の珈琲まで抽出の幅が広がったようで楽しくなります。あくまで、ような味ですが・・・

はじめは、手間取りますがなれれば後片付けも簡単な器具です。

当店には、ありませんが金属フィルター使えばまた違う味になるようです。



水出し珈琲

水出し珈琲(ウォータードリップ)

 

水出し珈琲は、その名の通り水で抽出する珈琲のことで珈琲豆の成分を損なわず珈琲豆のそのままの個性を味わって頂けます。

水で抽出する為熱が加わらず酸化しにくく味の変化がほとんどありませんのでお湯で抽出した珈琲と比較して保存がきくメリット(密閉容器にて保存)があります。

また、苦みの成分が抽出されにくく香味はまろやかになり高温で抽出した珈琲と比較して香味の変化も穏やかな感じになります。

抽出には時間がかかります(6時間~以上)が規定量の水と珈琲豆を準備してお好みの味になる時間まで置いておくだんなので味のブレも少ないです。

本来ならば、ウォータードリップの機器を使うのですが当店では水出し珈琲パック(販売もしております。)に詰め、規定量の水にいれ冷蔵庫内で抽出しています。お好みで、湯せんや電子レンジで沸騰させないように温めても美味しく召し上がれます。